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人工授精は精液を洗浄・濃縮し、運動性の良い精子を集めて、排卵に合わせて子宮腔内に直接注入する方法です。
原因不明の不妊症、精子数が2000万以下の乏精子症の方や精子の運動率が50%以下の精子無力症の方、あるいはその両方を合併している方、また、頚管粘液に異常があり、フーナーテストの結果が不良であった方は妊娠する可能性が高くなります。
数百万匹以上の良好運動精子が直接子宮内に入りますので、受精の場である卵管膨大部に到達できる精子も多くなります。
一般的に自然妊娠の場合、卵子の周りに数十匹から1000匹程度の良好精子が到達すれば妊娠するのですから、人工授精では十分以上の精子が到達するわけです。
排卵した卵子を卵管内に取り込めていない「ピックアップ障害」や「受精障害」の方の場合は、人工授精での妊娠は不可能です。
体外受精に進まないと妊娠の可能性はありません。
「ピックアップ障害」や「受精障害」は通常の検査では分かりませんので、原因不明不妊といわれている方々の中にも含まれていることになります。