とくおかレディースクリニック

Q&A  【不妊とお薬について】

:不妊治療では、ホルモン剤を使用しますが、ガンになりやすくなったりしませんか?

大丈夫です。不妊治療で使用しているホルモン剤は、もともと人間の体内から出ているホルモンを補う為のものです。不妊治療の為の短期間の使用では、全く問題ありません。がん発生の要因にはなりませんのでご安心下さい。


:排卵誘発剤を使う事によって先天異常児が産まれることはありますか?

まずありません。より良い卵子にする為に・妊娠に一歩でも近づけるようにする為に必要なお薬と思って下さい。何度タイミングをとっても妊娠しづらいという事は、生命力のある卵子がつくられていない可能性があると思われます。そのような時にプッシュするお薬と思ってお使いになられて下さい。



:不妊治療で使用するお注射での副作用はありませんか?

注射により、過剰に卵巣が刺激されると、卵巣が腫れてしまったり、腹水が溜まってしまうといった症状のOHSS(卵巣過剰刺激症候群)を起こす事がごく稀にあります。
しかし、卵巣を刺激してあげる事で、より良い卵子が作られ、妊娠への近道となるわけですので、ごく稀に起こるOHSSを恐れずに注射を受けて頂く事をお勧めします。
先生はお一人お一人の状態に合わせて、注射を選んでおりますので、OHSSの発生率は非常に少ないです。
それ以外には、稀に、注射の種類が身体に合わないと、軽い頭痛や倦怠感などを感じる事があります。
そのような場合には、注射の種類を変えて、その方に合った注射を使用していきますので、ご安心なさって下さい。




:不妊治療でお注射を何度も打っていますが、これで他の人よりも早くに閉経してしまう事はありますか?

ありません。
注射を使う使わないにかかわらず、卵巣では、月に500個~1000個の原始卵胞が消失しているのです。
日の目を見ずになくなっていく卵子のうちの数個を排卵まで持って行ってあげる事の違いだけです。
ご安心下さい。



:夫婦で漢方薬を飲んでいるのですが、どのくらい飲み続ければ良いのでしょう?

基本的に妊娠が成立されるまで(場合によって、女性は胎児の心拍が確認されるまで)飲み続けて頂きます。漢方薬は、飲んでいることで、体質が改善されて妊娠しやすい、より良い状態が保たれますので、ご夫婦共に継続して飲んで頂くことが効果的です。



:卵巣を若返らせる効果のあるお薬(サプリメント)はありますか?

卵巣を若返らせる”特効薬”は、残念ながらありません。
まず、身体の調子を整える事はとても大切です。
サプリメントの葉酸・DHEAが効くといわれています。
漢方薬では、当帰芍薬散・桂枝茯苓丸・温経湯・八味地黄丸などが効くといわれています。
即効性はありませんが、身体の調子を整えてくれる良いサポーターです。まずは、ご相談下さい。

      葉酸
              子宮内膜の強化や受精卵を作って守るという子宮内環境を良くする効果が
              あります。
              葉酸は、不妊治療中の女性のみでなく、男性にも飲んで頂きたい
              サプリメントです。
              葉酸が不足していると精子の染色体に異常が起こる確率が高くなると
              言われています。

      DHEA
              ホルモンの1つです。殆どの人は30歳までは、十分な量のDHEAを
              体内で生成できますが、30歳を超えると徐々に生産量が
              低下し始めます。
              DHEAにはエネルギーの増進やストレスホルモンへの抵抗性・免疫系を
              強めるといった効果があります。その中の1つに
            「FSH(卵巣年齢をみるホルモン)を下げるのに有効」といわれています。


      当帰芍薬散
              FSH(卵胞刺激ホルモン)・LH(黄体化ホルモン)の分泌を促進する
             といわれています。

      桂枝茯苓丸
              黄体からのプロゲストン分泌促進効果があるといわれています。

      温経湯
              多のう胞性卵巣の方が月経周期を整える為に使用したり、
              LH分泌を調節する作用があるといわれています。

      八味地黄丸
              FSHの分泌を促進させ、卵巣を若返らせる作用があるといわれています。


注意)漢方薬については、作用を読まれると、不妊治療とは関係のない一般の方向けの内容となっていますので、お気になされないようお願い致します。



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