タイムラプス(タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養)

Timelapse

タイムラプス(タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養)

タイムラプスインキュベーターとは、カメラが内蔵された培養器(インキュベーター)のことです。
受精卵を培養器から出さずに、その状態を確認することができます。

培養器(インキュベーター)とは、体外に取り出した卵子や受精卵をしまっておく機械で、女性の子宮内とほぼ同じ環境(温度37℃、酸素濃度5%、二酸化炭素濃度5~6%)に維持されています。
通常、受精卵の状態を確認する為には、培養器から受精卵を取り出して、大気中(温度約10~25℃、酸素濃度21%、二酸化炭素濃度0.03~0.04%)で顕微鏡を使用して観察する必要があります。
観察時間が短時間であったとしても、受精卵は培養器から大気中に出されることにより、温度やガス濃度の変化、光への暴露によるストレスを受けてしまいます。

タイムラプスインキュベーターは培養器の中にカメラが内蔵されており、受精卵を培養器から出さずにモニターで状態を観察することが可能です。
受精卵にとって最適な環境のまま、ストレスを与えずに状態を確認することができるため、培養成績(胚盤胞到達率)や妊娠率が向上することが分かっています。

また、受精卵の状態を定時間ごとにカメラで撮影しているため、成長過程を経時的に追うことができます。
受精卵の中には成長過程で異常分割をするものがあり、それらは異常分割をしていない受精卵と比べると妊娠率が低いことが分かっています。
タイムラプスインキュベーターではそれらの成長過程で起こった異常も記録が可能なため、複数個の受精卵が得られた際により妊娠率が高い受精卵を選ぶことが可能です。

◇方法

体外受精・顕微授精を行った卵を特殊な専用ディッシュ(受精卵を入れて培養するためのお皿)に入れ、タイムラプスインキュベーターで数日間培養します。

◇適応

体外受精(顕微授精)を行う方

◇費用

33,000円