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卵子凍結について

卵子凍結とは

卵巣から採った卵子を凍結保存することを言います。
卵子の凍結保存には、「医学的適応」と「社会的適応」があります。

「医学的適応」

悪性腫瘍や白血病等で抗がん剤治療や放射線療法を受ける若年女性患者に対し、治療前に卵子や卵巣を凍結保存しておくことで治療後の生殖能力を維持するために行うケースです。

「社会的適応」

健康な女性が将来的に子供を希望するものの、仕事等で多忙の為すぐに妊娠が難しい場合や、現時点でパートナーがいない場合に、妊孕性の維持のために行うケースです。

◇卵子凍結の目的

卵子の元になる卵母細胞は胎児の頃に作られ、出生後新たに作られることはありません。
出生時100~200万個の卵母細胞を持っていますが、排卵が始まる思春期には20~30万個位に減り、卵母細胞が約1000個以下になると閉経します。

一回の月経周期で排卵する卵子は1~2個ですが、排卵する卵子以外に一周期あたり約1000個の卵子が消費されているといわれています。

卵子は数が減っていくだけではなく女性本人と同じように歳を重ね、また、自然界の多くの影響を受けています。
その結果、卵子の質が低下する=染色体異常を起こす確率が高くなり、それによって妊娠率の低下や流産率の上昇などに繋がります。

したがって、妊娠には女性の加齢が大きく影響します。
卵子凍結を行うことで、年齢が若いうちに質が低下していない卵子を凍結保存し、将来の妊娠に備えることが出来ます。

しかし、卵子を凍結保存しておけば、何歳になっても必ずご妊娠が出来るわけではありません。
まず、凍結保存した全ての卵子が顕微授精を出来るわけではなく、胚移植まで出来るわけでは、もちろんありません。(※凍結卵子を融解し受精させる場合、受精方法は顕微授精となります。)
卵子はとても繊細な細胞であり、凍結・融解の処置によってダメージを受ける可能性があります。
融解をしたところ、全ての卵子が変性し顕微授精を行えないことも起こり得ます。
また、顕微授精を行っても受精しない可能性や、受精後に成長が停止する可能性があり、更に胚移植まで行えたとしても必ずご妊娠が成立するわけではありません。
これは、凍結保存を行っていない卵子と同様か、それ以上に悪くなります。
卵子凍結を行えば将来の妊娠を100%保証できるというわけでは決して無いのです。

また、ご妊娠がゴールではなく、その後の妊娠期間や出産のことも考えていかなくてはなりません。
年齢が若い頃の卵子でご妊娠されても、母体の年齢が上がることで妊娠中や出産時のリスクは高くなります。
妊娠中のリスクとしては、妊娠高血圧症候群や前置胎盤、胎盤早期剥離、年齢に伴う子宮の疾患(子宮筋腫など)や全身性の疾患(生活習慣病など)の増加
出産時のリスクとしては、児の通り道(産道)の組織の弾力性が失われていく点による難産が挙げられます。

◇卵子凍結を行うための流れ

初診(卵子凍結についてご説明)

手術前検査(術前採血、AMH採血)

内診を行い子宮・卵巣の状態を確認し、スケジュールをたてる

卵胞(卵子が入った袋)を育てるために服薬や注射を行う

採卵(卵子を採る手術)

卵子凍結

採卵後の卵巣・子宮の確認

※東京都の助成金申請を希望している方へ 東京都が開催する『卵子凍結の正しい知識を持っていただくための説明会』へ参加した後に、採卵準備のための投薬を開始することが対象要件の1つになっています。

◇卵子凍結のメリット

・妊孕性の維持
若い頃の卵子を凍結保存しておくことで、卵子を凍結した年齢の妊娠率と流産率を期待することが出来ます。

◇卵子凍結のデメリット

・費用の負担
全て自費診療となること、助成金制度はありますが回数制限があること、更新費用がかかること等が挙げられます。
・採卵手術等による身体への負担
採卵手術後の卵巣出血や、卵巣過剰刺激症候群(OHSS )が起こる可能性があります。

◇卵子凍結の成績について

*日本産婦人科学会制作の動画「ノンメディカルな卵子凍結をお考えの方へ」より

・凍結・融解を経て顕微授精を行える卵子の割合
86.0%~96.8%

・受精率
71%~79%

・着床率
17%~41%

・融解卵子1個あたりの出生率
4.5%~12.0%

※卵子凍結を行った際のご年齢によって結果は変わります。
この成績は、26~35歳までの女性で実施した結果です。

◇費用について

卵子凍結にかかる費用
項目 費用(税込み) 備考
①卵子凍結個別相談(15分) 3,300円
②事前検査 約24,200円 手術前検査、AMH検査など
※初診料・再診料が別途かかります
③診察(1回あたり) 約6,600~32,000円 採卵手術までの診察回数はおよそ3~4回です
※内服薬、点鼻薬の金額を含む
④排卵誘発剤
(ペンタイプの注射)
約20,000~46,000円 薬剤の用量によって金額が異なります
※1周期辺り1~2本の処方です
⑤採卵手術 187,000円 局所麻酔費用を含む
※静脈麻酔をご希望の場合、別途33,000円がかかります
⑥卵子凍結 33,000円/1本 凍結容器1本につき卵子3個まで
保存料1年間分を含む
⑦凍結保存延長費用 55,000/1年間 凍結個数12個毎に55,000円

◇東京都「卵子凍結助成金」について

とくおかレディースクリニックは東京都「卵子凍結助成金」登録医療機関です。

東京都による説明会への参加及び調査事業への協力申請後、受診してください。
また、卵子凍結に進まれる前後に、当院の不妊治療勉強会にご参加下さい。

当院に受診する前、または採卵周期に入るまでに、東京都の助成金申請をしていることを必ずお伝えください。

“卵子凍結に係る費用の助成”
“凍結卵子を使用した生殖補助医療への助成”
の助成制度に関するお問い合わせは東京都福祉局にお願い致します。

アクセス
Access

東急東横線都立大学駅より 徒歩30秒
目黒通り沿い三井住友銀行ビル6F
入口は目黒通り沿いにあります

〒152-0031
東京都目黒区中根1-3-1
三井住友銀行都立大学駅前ビル6F

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